ジャスティン・ビーバーの足取りたどる展示会

ポップ・ミュージシャンとして人気の高いジャスティン・ビーバーは、米国を拠点として活躍しているので、日本の多くの人々は彼をアメリカ人と思っているかも知れないが、彼はここオンタリオ州ストラトフォード出身のカナダ人である。ストラトフォードはオンタリオ州南西部にある古い街で人口は約３万１０００人、農業、酪農業が盛んなところ。私も一度、行ったことがあるがトロントから車で２時間半ぐらいかかったろうか。

この街のミュージアムで今年の２月から「Steps to Stardom」（スターダムへのステップ）と銘打った展示を催した。ジャスティン・ビーバーの誕生からミュージシャンとして輝かしい成功を収めるまでの足取りをたどる、彼の思い出の品々やグラミー賞、使っていたマイクロフォン、デビュー前に使っていたドラムセットなど、たぶんファンにとってはたまらない品々が展示されているそうだ。

最初は今年１０月末で終わることになっていたが、主催者は「世界中からビーバーのファンが訪れてくるので、来年１０月まで期間を延長することにしました」と発表した。今年、短期間だけ展示したビーバーが少年ホッケーリーグでアイスホッケーをプレーしていた時のユニフォームなどを含め、新しい思い出の品々を追加する予定だという。

なお、主催者の話では、今年、ジャスティン・ビーバーが数回、予告なしでこのミュージアムを訪れたことがあるそうで、ある時は友人たちと一緒に、またある時にはパートナーのヘイリー・ボールドウィンとともに現れたそうだ。