日本人、韓国人には適用されないマリフアナ合法化

１０月１７日付でカナダでマリフアナが合法化、解禁となり、マリフアナを購入したり所持、使用することが違法行為ではなくなったが、１０月２３日のカナダの主要メディア報道では、「ただし、韓国、日本のパスポートでカナダに入国した人々は、カナダでマリフアナを購入、所持、使用した場合、結果的に自国の法律に抵触する可能性がある」と警告した。

特に韓国政府はオタワの大使館を通して「カナダでマリフアナが合法化されても、韓国では依然として違法薬物と規定されている。カナダでマリフアナを購入したり、所持していたり、あるいは持ち込もうとしたりすれば、韓国の法律で罰せられる」と声明を発表したそうだ。さらに、カナダから韓国に帰ってくる旅行者などは、ほかの旅行者などよりも厳重に持ち物や荷物の検査が行われる可能性があるとも伝えられている。

同様に日本政府も１０月初めに「日本の法律で違法と定められているマリフアナをカナダで購入したり所持したりすれば、日本の法律がカナダで適用され違法行為を行ったと判断される可能性がある」と警告しているそうだ。

カナダ政府の統計によると、２０１７年度には日本から約３０万４０００人がカナダを訪れ、同じく韓国から約２８万６０００人が訪れているという。