カリブ海クルーズ第２日目、ハーフ・ムーン・ケイ

クルーズ２日目は、最初の寄港地、バハマのハーフ・ムーン・ケイ（Half Moon Cay）を訪れた。Cay　をケイという人もあれば、キーという人もあって混乱した。Cay　というのは小島という意味らしい。この小島の形が半月形なのでハーフ・ムーン・ケイと呼ばれているのだろう。８万２０００トンの巨船を係留できる波止場がないので、船は沖合に停泊、小さなボートでハーフ・ムーン・ケイに移動。素晴らしい白砂のビーチが延々と続いている。遠浅の海は波一つなく、淡いブルーの透明な海水と真っ青な空がまるで絵葉書やカレンダーの写真のように広がる。

ほとんど人影のない白砂のビーチも半月形。なぜこんなに人が少ないのかということは、この小島はクルーズ船の会社、ホーランド・アメリカ・ラインが買い取って私有地としているからだということが分かった。それこそゴミ一つ落ちていないビーチの美しさはたとえようもなかった。私の数少ない体験から言っても、ここは今まで見た中で最高のビーチだった。