カナダっていいとこ?

カナダ在住40年余の私に初孫が与えられたのを契機にこのブログを始めました。カナダのことや私の生活のことなどシェアさせていただければ幸いです。

NHL  リーフス、今季の強さは本物か?

MLB トロント・ブルージェイズが不振続きでついに監督の更迭劇で今シーズンの終幕を迎えた後、10月第1週からナショナルホッケーリーグ(NHL)が開幕した。かつてはNHLの名門チームとしてモントリオール・カナディアンズと同格の扱いを受けたこともあるトロント・メープルリーフスだったが、1967年以来、51年間の長きにわたって栄光の優勝杯、スタンレーカップを奪取したことがなかった。それでもトロントのホッケーファンは忠実にリーフスを愛し続けた。どん底の低迷状態をしばらく続けた後、ドラフトで有望な新人を獲得し続け、ここ数シーズン、リーフスは徐々に底力をつけてきた。そこに来て今シーズンから、これまでニューヨーク・アイランダースの主砲だったジョン・タバレスを7700万米ドル(7年契約)という巨額の契約金で獲得した。これがリーフス・ファンに「今年こそは。。。」という強い期待感を持たせているのだ。

10月7日、リーフスはアウェーで強豪のシカゴ・ブラックホークスと対戦したが、この試合でリーフスは今まではあまり見られなかったパワフルな底力を発揮した。6-6で第3ピリオド終了、延長ピリオドに入ってわずか19秒後、モーガン・ライリーが決勝ゴールを決め、リーフスがブラックホークスを破った。この試合でタバレスがリーフス移籍以来、初のハットトリックを記録、キャプテンのアウストン・マシューズが2ゴール、2アシスト、ライリーも1ゴール、2アシストの成績だった。このトリオが生み出すずば抜けた得点能力が高く評価されているようだ。相手に点を取られたらただちに取り返す、この反発力が今までは希薄だった。まだ始まったばかりではあるが、今季は強いんじゃないかと思わせるトロント・メープルリーフスである。