元UFC王者、カーロス・ニュートンと大成

１１月３日夜、初孫、大成・レノックスの生後１００日を祝う会が息子夫婦のコンドミニアム内のパーティールームで催された。主としてトロントに住んでいる息子の古くからの友人たちを招いての集まりだ。私たち夫婦の年代の人は皆無で裏方に徹することにした。ただ、例外的に私自身の長年の友人で息子も親しいカーロス・ニュートンとその家族も参加してくれて嬉しかった。

元MMAファイターで非常に短期間ではあったけれどUFCウエルター級チャンピオンにもなったカーロス・ニュートンは、日本で修斗やプライドが最盛期だったころ、「褐色のサムライ」のニックネームで登場、人気があった。最近のMMAファンにはあまりなじみがないかも知れないが、試合後のパフォーマンスでドラゴンボールの「カメカメ波」を演じたりしてあの頃はずいぶん人気を集めたものだ。

そのカーロスと知り合ったのは、彼を含めた３人のMMAファイターがカナダから日本に渡り健闘したことがカナダの全国紙のスポーツ欄で報道されたことから、当時、トロントの日本語新聞社で働いていた私が彼らを取材しに行ったときだった。あのころのカーロスは２０歳を過ぎて間もないころで、スリムで筋肉モリモリだった。今は明らかにオーバーウエイトだが腕の太さは私の腿ぐらいありそうだ。トロントの東郊にあるピカリングという街に自分の道場を立ち上げている。

そのカーロス・ニュートンが大成・レノックスの生後１００日祝いの会に来てくれた。写真でカーロスの背後に抱き着いているのは彼の息子、カーライルだ。